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ビグアナイド薬とは?

医師のイラスト

糖尿病の治療薬の1つに「ビグアナイド薬」という薬があります。「BG薬」と表記されることもあります。

この薬は、インスリンの効きを良くする働きと共に、肝臓でブドウ糖が生成されるのを抑える働きがあります。このため、体内のブドウ糖がより使われやすい環境を作り出しており、血糖値を下げるのに役立っています。

さらに、腸管からのブドウ糖の吸収を抑える役目もあるので、血糖値の急激な上昇も防いでくれます。

また、ビグアナイド薬の一種として「メトホルミン塩酸塩」というものがありますが、これはGLP−1を増やす働きがあります。GLP−1はホルモンの一種であり、ブドウ糖が増えた時に腸から分泌されて、インスリンの分泌を促してくれます。したがって、血糖値を安定させるために非常に役立っています。

ビグアナイド薬は食欲を抑える作用もあるので、ついつい食べ過ぎてしまう人にもおすすめです。欧米では高カロリー高脂質な食品が多いため、肥満が原因で糖尿病になりやすいです。肥満な人に有効なビグアナイド薬は、欧米では最も汎用性の高い糖尿病治療薬として使用されています。

また、ビグアナイド薬は単独で低血糖を起こしにくい薬であり、他の薬との組み合わせも可能なケースが多いです。副作用を起こす危険性が少ないこと、そして値段も安いことから、とても使いやすい治療薬だと言えるでしょう。

しかしながら、1つ注意しておきたいのが、心臓や肝臓、腎臓が悪い人、そして高齢者の場合です。これに該当する方の場合は、血液中に乳酸が増えてしまい、吐き気やけいれんを起こすことがあります。さらに、乳酸アシドーシスという昏睡状態になる症状が出る場合もあります。

万が一吐き気やけいれんなどの症状が出たら、すぐに医師に相談しなければなりません。

ビグアナイド薬は、1日2回〜3回程度、食後に飲むのが一般的です。

糖尿病を治す方法

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